【歴史本買取】岩倉具視関係文書 全8巻 日本史籍協会叢書(18～25) 東京大学出版会の買取～本&古書とDVDの高価買取

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日本史籍協会叢書「岩倉具視関係文書」は、2014年に刊行された書籍です。本書は東京大学出版会による復刻版で、日本史籍協会が全面的に編纂を担当しました。

かつて岩倉具視の優れた手柄を悔しく思った明治天皇が、水戸藩出身の勤皇志士である香川敬三に命じて伝記を編集させたのがはじまりでした。後にその伝記の存在を知った多田好間が史料の散逸を恐れ岩倉の旧居にその史料を収めたのですが、その史料こそ「岩倉具視関係文書」に収録されている文書です。

日本の公家、政治家として活躍した岩倉具視。幕末や明治維新の際に尽力した「維新の十傑」に数えられ、激動の時代を支えた人物として知られています。
公家でありながら幼少期から奇抜な性格で、本名よりも「岩吉」という小馬鹿にしたような名前で呼ばれていました。しかし岩倉は言動もダイナミックなことでも知られており、その当時はまだ身分の差が激しく「公家は生まれた時から人生が決まっている」現状を打開しようともしました。学習院を充実させることや身分にとらわれずに教育が受けられるようにするなど、発想力の大きさは誰にも負けなかったかも知れません。

幕末から維新の時代を支えた人物は他にもいますが、岩倉具視は「維新の十傑」の中で最後に亡くなった人なので、倒幕〜明治初期の研究においては欠かすことのできない人物なのです。
日本史籍協会叢書「岩倉具視関係文書」では、日記類や国事意見書、補遺、書簡、関係記録、書簡補遺などが全8巻にまとめられております。

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