臨床実践 傷寒金匱稀書集成(全12巻 オリエント出版社)の買取～本&古書とDVDの高価買取

「臨床実践 傷寒金匱稀書集成」は、1996年〜1997年にかけてオリエント出版より刊行された書籍です。中国漢方の古典である「傷寒論」「金匱」についてまとめており、漢方に限らず東洋医学全般においても非常に貴重な文献が収められています。

「傷寒論」とは中国後漢末期から三国時代に張仲景が編纂したといわれる中国の古典で、内容は主に伝染病の病気に対する治療法が書かれています。執筆者である張仲景の一族が傷寒によって多く亡くなったことから書き始めたとされており、これまで数多くの治療家の手によって編集・校訂されながらも傷寒論は中国、そして日本ともに重要な古典として扱われています。

「金匱要略」も「傷寒論」と同じく中国の古典医学書で、東洋医学の薬物療法を記した古典としてもっとも重要視されている書です。「傷寒論」は傷寒という急性発熱病を取り上げているのに対し「金匱要略」は病類別にさまざまな病をピックアップし、その病理と治療法が書かれているのが特徴です。

そんな貴重な古典文献を多数収めている「臨床実践 傷寒金匱稀書集成」は、「傷寒論」「金匱」について詳しく解説されている希少な書物です。刊行からすでに20年は経過していますが現在でも東洋医学に携わる人や研究者の人から高い支持を得ており、非常に手に入りにくい書籍のひとつとなっております。

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