【戦記等書買取】水野広徳著作集(水野廣徳) 全8巻 雄山閣出版の買取～本&古書とDVDの高価買取

【戦記等書買取】水野広徳著作集(水野廣徳) 全8巻 雄山閣出版の高価買取をいたしております。

「水野広徳著作集」は、1995年に雄山閣から出版されている書籍です。日本海軍の軍人で、日露戦争時には海軍大尉として戦功を挙げていた水野広徳の著作集です。戦後に転じた反戦思想…その全業績を網羅したシリーズでもあり、平和や非戦を訴え続けた彼の生涯をたどる内容となっております。

時は1989年、日清戦争の終戦後に海軍兵学校を卒業した水野は、義和団の乱では陸戦隊小隊長をつとめ、1903年には海軍大尉に昇格しました。日論戦争では旅順口閉塞作戦や黄海海戦などを担当、日露戦争時に書いた閉塞隊の記録が全国紙に掲載されたことから軍司令部の編纂部に行くことを命じられます。その後博文館から「此一戦」を刊行、舞鶴水雷団、海軍省文庫主管などを歴任し、編纂作業ば終了しました。

第一次世界大戦で欧米諸国を視察していた際、空襲を受ければ東京が灰になる可能性を指摘しており、米国と戦っても負けると確信しました。女性や子どもなどの民間人の死体を目の当たりにした水野は帰国後、「いかにして勝かではない、いかにして戦争を避くか考えるべきだ」と報告。これまで戦争に関わり軍国主義者でもあった身でしたが、一転して平和主義者となり、軍人だったからこそ辿り着いた平和論を生涯にわたって説き続けたのです。

「水野広徳著作集」では、日露戦争を描いた「此一戦」をはじめ、反戦思想があるとして発禁処分となった「戦影」や水野の日記、書簡などこれまで世に出ることがなかった未公開作品が多数収録されています。南海放送創立40周年を記念して制作され、なかなか出回らない貴重な品となっております。

簡単な概要としましては

第1巻　日露戦記
第2巻　渡欧記
第3巻　日米未来戦記
第4巻　評論1
第5巻　評論2
第6巻　評論3・書誌
第7巻　評論4・日記・書簡
第8巻　自伝・年譜

となっております。

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