【買取囲碁本】日本囲碁大系 全18巻 筑摩書房の買取～本&古書とDVDの高価買取

【買取囲碁本】日本囲碁大系 全18巻 筑摩書房の高価買取をいたしております。

「日本囲碁大系」は1975年〜77年にかけて筑摩書房より刊行された書籍です。本書では古典棋士による打碁集がまとめられており、歴代の有名棋士の対局を数多く見ることができます。囲碁の勉強にもなるだけでなく、囲碁の歴史を紐解くことができる大変貴重なシリーズとなっております。

囲碁の起源は詳しくはわかっていませんが、もともとは中国で生まれたとされています。日本には遣隋使であった吉備真備が伝えたとされており、奈良時代には盛んに遊ばれていたようです。
歴史的日本文学「枕草子」や「紫式部」にもたびたび碁を打つ描写が登場しており、貴族たちの嗜みとして広く受け継がれていきました。

「日本囲碁大系」の１巻を飾る本因坊算砂は、安土桃山〜江戸時代にかけて活躍した囲碁棋士で、ほかの棋士を寄せ付けない圧倒的な強さが特徴でした。以前は将棋のようにいくつかの石を基盤上に置いて対局していましたが、この時代は全く石のない状態から始める方式に移行した時期であり、今でこそ当たり前の「布石の概念」は算砂を筆頭に誕生したと言われています。

「日本囲碁大系」では、安土桃山から江戸にかけて活躍した本因坊 算砂をはじめ、江戸時代初期に活躍した中村道碩、明治、大正、昭和にかけて活躍した本因坊秀哉など約400年にわたる囲碁の歴史を学ぶことができます。ファンにはたまらない叢書で、なかなか全巻セットでは手に入らないプレミア商品として知られています。

各巻の概要は以下の通りです。

第一巻　算砂・道碩　　　　　解説　岩本薫
第二巻　算悦・算知・道悦　　解説　趙治勲
第三巻　道策　　　　　　　　解説　呉清源
第四巻　道的・名人因碩　　　解説　大平修三
第五巻　道知　　　　　　　　解説　坂田栄男
第六巻　察元・烈元・因淑　　解説　加藤正夫
第七巻　親仙徳・大仙知　　　解説　大竹英雄
第八巻　元丈　　　　　　　　解説　武宮正樹
第九巻　知得　　　　　　　　解説　島村俊廣
第十巻　丈和　　　　　　　　解説　藤沢秀行
第十一巻　幻庵因碩　　　　　解説　橋本宇太郎
第十二巻　元美・俊哲・仙得　解説　梶原武雄
第十三巻　松和・雄蔵　　　　解説　橋本昌二
第十四巻　秀和　　　　　　　解説　杉内雅男
第十五巻　秀策　　　　　　　解説　石田芳夫
第十六巻　秀甫　　　　　　　解説　林海峰
第十七巻　秀栄　　　　　　　解説　高川格
第十八巻　秀哉　　　　　　　解説　榊原章二

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