【文学本買取】中村幸彦著述集 全15巻 中央公論社の買取～本&古書とDVDの高価買取

【文学本買取】中村幸彦著述集 全15巻 中央公論社の高価買取をいたしております。

「中村幸彦著述集」は1984年〜1989年にかけて刊行された書籍です。近世文学を主に研究し続けた中村幸彦の著作集で、全15巻にわたりその論考を読むことができます。

兵庫県は名郡由良町（現洲本市由良）に生まれた中村幸彦。京都帝国大学を卒業後に天理大学の教授をつとめ、その後九州大学の教授として教壇に立ち続けました。1962年には「戯作研究」で京都大学の博士号を取得し、文学についてより一層教鞭しました。

長らく大学教授として務めていた中村幸彦ですが1981年には『此ほとり一夜四歌仙評釈』で読売文学賞受賞。5年後には朝日賞を受賞し、文学界を賑わせました。細かい調査や実証的研究が認められ、近世文学に大きな貢献をなしたと高く評価されました。近代的な幻想に惑わされることなく自らの研究に精励した姿は多くの人に称賛され、その後「中村幸彦著述集」が刊行されました。

「中村幸彦著述集」の全15巻のタイトルは以下の通りです。

第1巻　近世文芸思潮論
第2巻　近世的表現
第3巻　近世文芸賸稿
第4巻　近世小説史
第5巻　近世小説様式史考
第6巻　近世作家作品論
第7巻　近世比較文学攷
第8巻　戯作論
第9巻　俳諧瑣説
第10巻　舌耕文学談
第11巻　漢学者記事
第12巻　国学者紀譚
第13巻　近世世語
第14巻　書誌聚談
第15巻　菜色子雑筆

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