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「新版 折口信夫全集」は 全37巻に別巻3巻が付属した合計40冊が 中央公論社より1995年から2002年にかけて 刊行・発売されております。 民俗学、国語学、国文学の貴重な書籍であり 専門店である当店にて買取をいたしております。 「新版 折口信夫全集」は 先に刊行された旧版の折口信夫全集を、 新盤として再発行したシリーズとなります。 外箱は背表紙が黒地に白文字で、 帯も付属しておりました。 折口信夫は、1887年2月11日に大阪府で生まれ、 民俗学者、国語学者として活躍しました。 その研究は「折口学」と呼ばれるほどに膨大で、 師であった柳田國男と並び、 日本の民俗学の礎を成したと言われております。 また歌人としても知られており、 1917年から短歌結社誌「アララギ」にて 選歌欄を担当しました。 その後1928年には「アララギ」を去り、 北原白秋らと「日光」という歌誌を 創刊いたしました。 小説に登場する人物のモデルにもなっており、 「三熊野詣(著:三島由紀夫)」に 登場する国文学者の藤宮や、 「ゴニラバニラ(著:舟崎克彦)」に登場する 民俗学者の折節萎は、 折口がモデルと言われております。
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