【文学本買取】高橋和巳全集 全20巻 河出書房新社

【文学本買取】高橋和巳全集 全20巻 河出書房新社の高価買取をいたしております。

「高橋和巳全集」は、1977年から1980年に刊行された書籍です。日本の小説家であり中国文学者である高橋和巳の作品を収録したものであり、今までの作品集・全集の中でも最多の20巻で発売されました。

1931年に大阪で生まれた高橋和巳は、高校を卒業後、京都大学に進学。中国文学科を卒業すると、大学院に進学、定時制の講師を務めながら勉学に励みました。
立命館大学や明治大学など有名な大学の講師などを務め、生涯にわたって学問の世界に身を置きました。

小説家の高橋たか子を妻に迎え、中国文学者として中国古典を現代人に広める活動を続けました。その傍らで、現代社会にうごめく様々な問題に対して発言するなどし、「全共闘世代」と言われた人々の間で多くの支持を得たのでした。

そんな高橋氏が文学者として活動したのは11年ほど。その間に『悲の器』 （1962年）『邪宗門』（1965年）『憂鬱なる党派』（1965年）『わが解体』（1969年）などの名作を生み出し、文藝賞も受賞。これからが期待されていた人物でもありましたが、結腸ガンを発症し、惜しまれながらもこの世をさりました。

「高橋和巳全集」では、短くも濃い人生を送った高橋和巳の執筆した小説や評論、中国文学論、翻訳、対談・座談、講演記録などが20巻にわたって読む事ができます。大変貴重な書籍ですので、もしお持ちの方がいましたらぜひ当店までご連絡くださいませ！

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