【美術本買取】原寸 巨匠名画大成 全3巻 講談社

【美術本買取】原寸 巨匠名画大成 全3巻 講談社の高価買取をいたしております。

「原寸 巨匠名画大成」は、1983年に講談社から刊行された書籍です。限定2000部で製作され、今も希少な本として知られています。

本書は14世紀からの美術を取り扱っています。10世紀〜12世紀まではロマネスク美術が西ヨーロッパに広まり、12世紀後半からゴシック建築が花開きましたが、14世紀から15世紀は西洋における“中世から近世への転換期”にあたります。

近世のはじまりはルネサンス期。ルネサンスのイタリア絵画は13世紀終わりに勃興し、15世紀初頭から16世紀半ばにかけて最盛期を迎えました。
盛期ルネサンス絵画が現れたのは1490年代後半。その頃はレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノで「最後の晩餐」を描いた時期と重なります。有名な作家の中にはミケランジェロやラファエロなどがおり、落ち着いた雰囲気や鮮やかな色彩が盛期ルネサンスの特徴と言われています。

1710年代〜60年頃までは、フランスの美術様式が時代を彩りました。18世紀〜19世紀には「新古典主義」「ロマン主義」「写実主義」など芸術思潮や精神運動が起こるなど表現方法も多様化し、近代芸術の基調が形成していったのです。ナポレオンを描いた有名な作品「アルプスを越えるナポレオン」はこの時代に描かれたもので、ジャン＝フランソワ・ミレーの『落穂拾い』は写実主義絵画を代表する作品として知られています。

絵画ひとつひとつに歴史があり、背景も違います。様式や表現方法などと照らし合わせると、絵の奥深さがより分かるかも知れません。
「原寸 巨匠名画大成」には、世界各国の名画が多数収録されています。近代美術は美術史の中でも重要かつファンの多い期間ですので、もしお持ちの方がいましたらぜひ当店のプレミア買取をご利用くださいませ！

書籍の概要は以下の通りです。

1巻／第1章：初期ルネサンスのイタリア絵画　14〜15世紀
　　　第２章：北ヨーロッパの絵画　14〜16世紀
　　　第３章：盛期ルネサンスのイタリア絵画　15世紀末〜16世紀

２巻／第４章：フランドルおよびオランダの絵画　17世紀
　　　第５章：ルネサンス以後のイタリア絵画　17〜18世紀
　　　第６章：フランスおよびイギリスの絵画　18世紀

３巻／第７章：19世紀前半の絵画
　　　第8章：19世紀後半から20世紀前半の絵画

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