【華道本買取】重要文化財曼殊院所蔵 池坊専好立花図 主婦の友社

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「重要文化財曼殊院所蔵 池坊専好立花図」は昭和54年に刊行された書物です。江戸時代に活躍した二世池坊専好の作品が収録されており、写生図、立花図などがまとめられております。

華道の流派である池坊。その家元、または継承予定者が名乗ることができる名跡「池坊専好」。安土桃山時代から現代までこの名を名乗ったのは4人のみで、今回ご紹介する「池坊専好立花図」を描いたのは二代目池坊専好だと考えられています。

二世池坊専好は華道家元三十二世で、後水尾天皇に言われて宮中立花会に参加、他の参加者の指導も行った経験を持つ立花の大成者でした。二世池坊専好は江戸時代初期に活躍し、近世立花の新様式を確立した人物としても知られています。優雅で気品のある作品が多く、京都市にある六角堂には二世池坊専好の作品がモニュメントとして飾られるなど、今もその功績が讃えられています。

ちなみに立花図とは、その名の通り立花の絵図のことです。立花を絵にすることで記録に残し、後世に伝える役目を果たしました。皇室や公卿の邸宅に飾られた立花をカラフルな色彩で描いた「池坊専好立花図」は現在重要文化財に指定されており、近世文化を知るための資料として大切に保管されています。

二玄社より発行された「重要文化財曼殊院所蔵 池坊専好立花図」は、その重文の複製版となっています。700部限定で刊行されており、なかなか手に入りませんが、「欲しい！」という方が多い商品でもあります。もしお持ちの方がいましたら是非当店のプレミア買取をご利用くださいませ！

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