昨夢紀事(全4巻 日本史籍協会叢書117~120 東京大学出版会)
更新日:2021/04/19
日本史籍協会叢書「昨夢紀事」は2015年2月に刊行された書籍です。福井藩主松平慶永の家臣である中根雪江が記したもので、この後に「再夢紀事」が、そしてその後に「続再夢紀」が続きます。ペリーが来航した1853年(嘉永6年6月3日)の翌日から筆記しはじめ、将軍継嗣問題やあらゆる紛糾の経緯を記し続けた記録は現在多くの研究に役立てられており、非常に好史料として活用されています。
昨夢紀事を書いた中根雪江は、江戸時代末期から明治初期にかけて活躍した武士です。かつての越前国、福井の城下に生まれ、23歳のときに家督を継ぎました。江戸で国学を学んだ中根は11歳で16代藩主に任命された田安家八男の松平慶永の教育係を任されます。御用掛となった中根は慶永に国学を教授し、かつて中根に国学を教えた平田篤胤の著述を慶永も学び、その思想を発展させました。
その後も江戸幕府の幕政に進出した慶永を支え続け、藩政改革や一橋慶喜の擁立、公武合体運動に従事しました。「昨夢紀事」は、将軍・徳川家茂と京都に上洛したあとに書かれたものです。主に慶永たちとの政治活動が記されており、ペリーが来航した翌日より書き始めています。歴史を知る上で大変貴重な史料となっており、研究者に大変重宝されている書籍となっております。
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