【歴史本買取】大隈重信関係文書 全6巻 日本史籍協会叢書(38～43) 東京大学出版会

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「日本史籍協会叢書」大隈重信関係文書は、2014年に刊行された書籍です。全192巻のうちの38巻〜43巻となっており、大隈重信や関わりの深い人物らが残した文書が収録されています。本書は大隈家蔵の文書として残されていたもので、主に大隈への来簡等を収録しています。

佐賀藩士の家に生まれた大隈重信は、明治時代に活躍した政治家として有名ですよね。伊藤博文も現役だった頃から頭角を現し、外交手腕を発揮。もともと大隈は伊藤博文をライバル視していたと言われていますがその腕前を評価したイトウが大隈を外務大臣に任命。在任中、日本の右翼活動家の来島恒喜の襲撃に遭い右脚を切断するという大怪我を負ったことで一度は辞職してしまいますが、約9年後、板垣退助らと党を結成、大隈は第8代内閣総理大臣に任命されました。

そんな大隈氏は、相当なる“負けず嫌い”だったことでも知られています。かつて通っていた「弘道館」にとても字が上手な学友がおり、その上手さに勝てないと思った大隈は「書かなければ負けはしない」と、それから一切字を書かなくなったのです。本の出版も功術筆記、その他の文書も、喋ったことを他の者が書き記したものなのです。

「日本史籍協会叢書」大隈重信関係文書に収録されている史料も、大隈が記したものではありませんが、大隈重信に関する貴重な書が収録されています。歴史の側面を観察する参考資料として注目され、多くの学者や研究者に愛読されている書籍となっております。

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