【歴史本買取】大久保利通文書 全10巻 日本史籍協会叢書(28～37) 東京大学出版会

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日本史籍協会叢書「大久保利通文書」は、2014年に東京大学出版会より刊行された書籍です。幕末、そして明治維新期において徳川幕府や各藩、歴史的人物などが残した貴重な資料をまとめた書籍となっており、江戸時代や明治時代の研究に欠かせない基礎史料として重宝されています。

大久保利通は、1830年に現在の鹿児島県にあった薩摩藩の武士の家に生まれました。のちに幕末から明治維新にかけて活躍した西郷隆盛とは小さい時からの幼なじみで、共に成長し、楽しい時間をすごした友人として知られています。

ヒゲがとても印象的な大久保利通は、明治維新の中心的人物として有名ですよね。幕末という激動の渦を最先端で目の当たりにし、明治維新から動き出した日本を近代国家へと導きました。
国に対して大きな功績を残した大久保利通は西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称されており、時代を切り拓いた立役者として讃えられています。

今回ご紹介する「大久保利通文書」は192巻の日本史籍協会叢書として復刻した中の一部ですが、もともとは大久保利通の50年忌にあたる昭和2年から4年にかけて刊行されたのがはじまりです。300部限定で刊行された書籍は瞬く間に売り切れ、戦後に刊行された復刻版も人気を博しました。今回、「大久保利通文書」を含む日本史籍協会叢書が刊行されるのはおよそ30年ぶりで、多くの研究者や大学などからの購入も多い一大叢書となっております。

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