宮川淳著作集 新装版(全3巻 美術出版社)
更新日:2021/05/31
「宮川淳著作集 新装版」は、1999年(平成11年)に美術出版社より刊行された書籍です。美術評論家として活躍した宮川淳の著書をまとめた本で、1980年〜1981年に出版された著作集の新装版として制作されました。編著に阿部良雄氏も参加しており、大変人気のある書籍です。
外交官である親の都合で海外赴任先と日本の自宅を往復する生活を送っていた宮川淳は、1933年に東京で生まれました。1953年に東京大学の美術史学科へ進学すると、のちに独文学者として活躍する種村季弘や、映画監督としてデビューする吉田喜重らと同人誌を刊行。フランス文学者の清水徹、豊崎光一らも加わり、美術史について研究を重ねました。
フランスの哲学者や文学者のアンドレ・ブルトンやモーリス・ブランショ、ジョルジュ・バタイユやモーリス・メルロー=ポンティなどの著書を教科書にしていたと言われており、宮川淳は現代思想に繋がる哲学を学びました。日本語訳で「超現実主義」と表現されるシュルレアリスムや構造主義の思想を取り入れながら独自の思惟を展開しました。その活動は美術史の研究においても先鋭なる功績を残し、多くの人に称賛されたといいます。
そんな宮川淳は惜しまれながらも44歳の若さで逝去してしまいますが、彼の功績や著作はこれからも後世に残されていくでしょう。「宮川淳著作集 新装版」はそんな宮川氏が執筆した著書を一挙に読む事ができる全集となっております。「鏡・空間・イマージュ」や「紙片と眼差とのあいだに」、「引用の織物」など多くの代表評論が収録されています。
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