【中国美術本買取】20世紀中国画壇の巨匠 傅抱石 読売新聞社

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「20世紀中国画壇の巨匠 傅抱石」は1990年(平成2年)に読売新聞社より刊行された書籍です。同年、東京渋谷区にある松涛美術館で開催された展覧会で展示された傅抱石の作品を図録としてまとめたもので、南京の傳家所蔵品を中心に中国や香港、台湾、アメリカ、日本などで所蔵されている品およそ110点をオールカラーで収録。中国美術愛好家にはたまらない1冊となっております。

中国の画家・傅抱石(ふほうせき)。若い頃に日本に留学し、帝国美術学校、現在の武蔵野美術大学に入学。東洋美術史学を中心に学びます。その後国立中央大学芸術学科の教授をつとめ、美術家協会副主席などを歴任するなど大いに活躍の場を広めていきます。中国の画家・石濤や梅清に感化され薫陶を受けながら、深い観察力による新奇な構図や卓越した筆遣いで清新な作品を創りあげていきました。
山水画や人物画などを得意とし、中国美術の巨匠と呼ばれただけでなく、日本への留学経験から「日中美術交流の架け橋」とも言われました。

「20世紀中国画壇の巨匠 傅抱石」では、そんな傅抱石が生涯にわたって描き続けた作品が数多く収録されております。作品だけでなく、肖像画や年譜、関係資料など、日本留学時代から晩年までの記録も伏せて読む事ができる貴重な品となっております。

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