【華道書買取】東本願寺の仏花 真宗大谷派宗務所出版部

【華道書買取】東本願寺の仏花 真宗大谷派宗務所出版部の高価買取をいたしております。

「東本願寺の仏花」は1985年に真宗大谷派宗務所出版部より刊行された書籍です。松を使用して作られることが多い東本願寺の仏花を、基本的なものから豪華絢爛なものまで数多くの図や写真が収められた貴重な書籍となっております。

東本願寺に仏花が備えられるのは主に11月。一般的に知られる仏花とは大きく異なり、青の松やヒバ等をシンとして赤や白、黄色の花を用いて構成するのですが、その大きさは人の背丈よりも大きいものもあり、仏前に飾ってもその存在感は凛々しいものがあります。
そもそも仏花とは仏壇や墓参りの際に備える花のことで、多くはお盆の時に購入するのではないでしょうか。花を供える行為は仏教の習わしからきており、厳しい環境でも強くたくましく咲く姿から、人間の仏に対する忍辱の誓いの表れとして花を活けられたとされています。

そんな中で何故11月に東本願寺に仏花が供えられるのでしょう。それは「報恩講」と言って浄土真宗の開祖とされている親鸞の祥月命日(11月28日)前後に、宗祖親鸞に対する報恩や感謝の気持ちを表すために法要が営まれるからです。宗派によって日にちは少しずつ異なりますが、東本願寺派では祥月命日の数日前から「報恩講」が執り行われます。浄土真宗の僧侶や門徒にとって報恩講は年中行事の中でも最も重要な法要でもあり、七昼夜に及ぶ期間の中で親鸞に報恩謝徳するのです。

「東本願寺の仏花」はその報恩講には欠かすことのできない品で、華やかな荘厳を保つために毎年細やかな手入れの中で飾られます。
報恩講が終わったあとには展示会も開催されるなど毎年大きな注目を集める仏花。真宗大谷派宗務所出版部より刊行の「東本願寺の仏花」ではそんな華やかでダイナミックな仏花の世界がまとめられた、大変貴重な書籍です。なかなか手に入らないことでも知られているため、もしお持ちの方がいましたら是非一度当店までご連絡くださいませ！

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