ウパニシャッド全書(全9冊 高楠順次郎他訳/世界文庫刊行会)
更新日:2021/05/07
「ウパニシャッド全書」は、大正13年(1924)に世界文庫刊行会より出版された書籍です。古代インドの宗教哲学書を、高楠順次郎らの手によって丁寧に翻訳された大変貴重な品です。インド思想の源泉として極めて重要な文献でもあり、学者や研究者などに人気のシリーズとなっております。
“神秘的な哲学説を記した聖典”——「ウパニシャッド」とは、ベータ聖典の一部を構成する哲学的文献です。バラモン教の聖典「ベーダ」の中の4部門のうち最終部門に相当することから「ベーダーンタ(ベーダの末尾)」とも呼ばれていましたが、のちに「ベーダの極致」と解釈されることとなったとか。「ウパニシャッド」をサンスクリット語で直訳すると「近くに座る」。その意味から転じ、師弟が対座して師から弟子へと伝授される「秘義」をさすようになり、その秘義としての性格から日本では〈奥義書〉とも訳されています。
その関連書物は200以上。その総称であるウパニシャッドの書物は、仏教が誕生した以前から存在していたものから16世紀に作られたものまで幅広い年代のものが残されています。ウパニシャッドの軸は「宇宙我(ブラフマン)と個人我(アートマン)の本質的一致の思想」であり、現在もインドを中心とした宗教の研究には欠かすことの出来ない文献となっております。
「ウパニシャッド全書」は、そんな貴重な文献をひとつひとつ日本語訳し、全9巻にまとめた書籍です。刊行から90年以上経過しているため古書店でもなかなか見ることができない品なので、もしお持ちのかたがいましたら是非当店までご連絡くださいませ!
★当店は、宗教などに関する学術専門書を買取いたしております。まずは商品の価値を判断できる買取の専門店までお問い合わせいただき、現在の買取価格をお確かめください。
●買取方法は簡単3ステップ!
1.問い合わせて
2.申し込みをして
3.発送するだけ!!
お手持ちのシリーズを、当ホームページより買取価格をお問い合わせください。
当店より折り返し大まかな買取価格をお知らせします。
高値買取なら当店まで!!
こんな場合はお問い合わせを!!
- 一部開封してしまっている。
- 一部使用もしくは組み立て済みである。
- 全ての部品を使用して、完成品となっている。
- 全巻が揃っていない。
- 箱が一部潰れたり、変色したりしている。
などなど、このような商品でも買取が出来る場合もありますので、ぜひ一度お問い合わせください。
買取可能な商品をサーチ!
プレミア商品の買取価格の回答を
スピード対応いたします!