【歴史書買取】内藤湖南全集 全14巻 筑摩書房

【歴史書買取】内藤湖南全集 全14巻 筑摩書房の高価買取をいたしております。

「内藤湖南全集」は1969年〜1976年にかけて刊行された書籍です。
東洋史学の最高権威とも称される内藤湖南の残した学問の真髄を14冊に収録した書籍となっております。

日本の東洋史学の分野で大きな功績を残した内藤湖南は、白鳥庫吉と共に戦前を代表する東洋学者でした。
秋田の師範学校を卒業し22歳で上京。三宅雪嶺が制作していた雑誌「日本人」の編集に従事し、のちに大阪朝日新聞社に入社します。

ジャーナリストや記者として活躍し、多くの経験を積んだ内藤は京都帝国大学の講師として迎えられ、東洋史学を担当。講義する時の声が非常に美しかったことから「金声玉振」と言われ、生徒の評判も良かったそうです。

独特の直観とキレを持つその学問体系は「内藤史学」とも称され、その後の中国史研究の流れにも多大な影響を与え続けました。中国史研究に「古代」や「近世」といった時代区分の観点を導入したのも内藤であり、その功績は今も評価され続けています。

「内藤湖南全集」では、そんな内藤氏の数々の著書を見ることができるほか、日本の歴史・文化に示したユニークな見解など掲載。内藤史学の集大成ともいえる商品となっております。

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