【歴史書買取】網野善彦著作集 全18巻+別巻 計19冊 岩波書店

【歴史書買取】網野善彦著作集 全18巻+別巻 計19冊 岩波書店の高価買取をいたしております。

「網野善彦著作集」は2007年〜2009年にかけて岩波書店から発売された書籍です。全18巻に加え索引などをまとめた別巻が刊行されており、日本の歴史や文化、戦後史学などを読むことができます。

日本の歴史学者であり中世日本史を広く研究した「網野善彦」は、江戸時代から続く地主網野家の当主・勝丸の末っ子として現在の山梨県笛吹市に生まれました。
山梨中央銀行の前身である網野銀行の創業者を曾祖父に持ち、親戚には政治家がいたり、山梨中央銀行の頭取がいたりと、政財界に大きな影響力を持つ人が周りに多かったため、網野善彦の幼少期は右派的政治環境のもとで育ったと言われていました。

高校や大学で文学や社会科学などを学び、国民的歴史学運動などに参加。
大学教授として働く傍ら、学術書として執筆した「無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和」が異例のヒット。天皇を頂点とする均質な日本像に疑問を問いかけ、日本中世史研究に影響を与えました。

日本とはなにか、日本という国名が定められた以前の国は日本なのか、という「日本論」を展開し、独自の持論を主張し続けた網野善彦による作品集「網野善彦著作集」。
日本の歴史の中で、今まで見過ごされていた商人や職人、女性の人権の果たしてきた役割などを詳しく執筆されております。

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