【書道買取】源経信筆 琵琶譜 宮内庁書陵部

【書道買取】源経信筆 琵琶譜 宮内庁書陵部の高価買取をいたしております。

「源経信筆 琵琶譜」は、1990年に宮内庁書陵部の編集により刊行されました。平安時代後期に公家・歌人として活躍した源経信筆の琵琶の譜面を完全再現した品でございます。

「夕されば 門田の稲葉 訪れて 芦のまろ屋に 秋風ぞ吹く」
源経信は小倉百人一首で「大納言経信」の名で作品を残しており、公家の歌人として有名ですよね。詩歌・管絃に非常に秀才であり、その多芸多才はかの藤原公任に比較されるほどでした。

能書家としても知られ、その才能を開花させた源経信。本書「琵琶譜」はそんな源経信が書いた美和の調子譜と楽曲の譜であり、兼実の曽祖父後二条関白師通が所持していたと言われています。
筆者や所蔵者がそれぞれ時代を代表する著名人であったことから、源経信筆の琵琶譜は文学や歴史的な研究にも極めて重要な役割を果たしました。過去には、本書の筆跡を手がかりに国宝「十巻本歌合」と経信の関係性が解明されています。

「源経信筆 琵琶譜」では、そんな貴重な作品が見ることができる貴重な書物として大変好評を博しました。現存する11世紀の楽譜は極めて珍しく、世界でも類を見ない貴重資料です。本書は飛雲とよばれる平安時代特有の料紙にカラーコロタイプ印刷で再現されており、手触りもまるで本物のような丁寧な仕上がりとなっています。

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