【文学全集買取】二葉亭四迷全集 全8巻 筑摩書房

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「二葉亭四迷全集」は、1984年〜1993年にかけて筑摩書房から刊行された書籍です。7巻＋研究結果などを記載した別巻1冊の8巻シリーズで、創作・評論・日記・書簡などさまざまな著書を読むことができます。

二葉亭四迷は明治時代に活躍した日本の小説家・翻訳家です。本名は長谷川辰之助ですが、処女作「浮雲」に対する卑下などに対して“くたばって仕舞(め)え！”と罵ったことが由来と言われています。

幼いころにフランス語を学び、大学も外国語学科を選択、ロシア語などを習得しました。翻訳などで活動し、その後小説を本格的に執筆し始めます。
処女作でありながら二葉亭四迷の代表作でもある「浮雲」は未完に終わった作品として紹介されがちですが、当時の文学者たちに多大な影響を与えたことは間違いありません。

一度は筆を折りながらも大坂朝日出版社後、小説を執筆。「其面影」や「平凡」を発表すると瞬く間に好評で迎えられました。
ペテルブルに滞在中に森鴎外の「舞姫」などのロシア語訳を行ますが、不眠症から肺炎や結核におかされベンガル湾上でその生涯を閉じました。

「二葉亭四迷全集」では小説や翻訳の作品や、執筆の際に使用した手帳やメモ、書簡などが集録されており、多岐にわたる備忘から彼がどのように仕事をしていたのかを識ることができます。仕事熱心で努力家な人柄も伺えるような貴重なシリーズとなっております。

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