日本大蔵経 (増補改訂 鈴木学術財団編 全100巻 講談社)

「日本大蔵経(増補改訂)」は、1973年〜1978年にかけて講談社から刊行されました。

初版が1914年(大正3年)に刊行されており、約60年の時を経ての増補改訂版として制作されました。大正期の刊行から60年後に解題3巻を含めた全100巻として、鈴木学術財団編集に再度刊行されたものです。

「日本大蔵経」とは、かつて漢訳された大蔵経から経・律・論を取り出して、日本撰述の注釈と会本にして編集することを方針として制作された書籍です。当時文学博士として大学教授とつとめていた松本文三郎らによって編纂され、全体で792もの典籍を収めています。

貴重な文献が多いことから日本仏教の研究に広く活用されており、現在も研究に欠くことのできない書籍となっております。

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