森信三著作集(全10巻/実践社)

森信三著作集(全10巻)の高価買取をいたしております。

「森信三著作集」は、昭和40年〜43年にかけて実践社より刊行された教育哲学書です。部数が極めて少なく、古書店にも置いていないことも多いので購入希望者があとを断たない貴重な書籍となっております。

森信三は1896年に愛知県の知多郡武豊町に生まれ育った日本の哲学者および教育者です。京都帝国大学哲学科に入学し当時日本の代表的な哲学者であった西田幾多郎の教えを受け勉学に励みました。敗戦後は帰国し個人雑誌「開顕」を創刊、のちに神戸大学教育学部教授に就任します。さまざまな学校で教壇に立って指導し続けた森の信頼は厚く、多くの著書も出版、その生涯がら「人生二度なし」の真理を信条として生き抜き、1992年に惜しまれながらもこの世を去りました。

「森信三著作集」はそんな森が書きしるし続けた著書を集成した書籍です。学問方法論や恩の形而上学、人倫的世界、日本文化論など全10巻を数えます。著書は範囲の広い哲学の世界だけでなく、理想の小学校・中学校教師像、若い教師への教師論など、自身の経験から語る教員論なども収録。森の理論は実践から生まれた具体的なものがほとんどで、聞いていてもイメージがしやすい。自分自身の生活にも当てはめることができるため、彼の言葉には多くの人が耳を傾けたことでしょう。

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