王羲之 遠宦帖(故宮博物院の名蹟/法書シリーズ/二玄社)
更新日:2019/02/07
【故宮博物院の名蹟/法書シリーズ/王羲之 遠宦帖】二玄社(中国書道/法書)の高価買取をいたしております。
書の世界でこの人の右に出る者はいないと言われるほどの人物と言えば…。そう「王羲之」です。
「書聖」と飛ばれるほどの存在の王羲之。なぜ王羲之がここまで功績を残し後世まで伝わったか? 様々な理由がありますが、王羲之の生きた六朝時代の貴族は中国の歴史上ではじめて“いろんな情勢が絡む時代に心を落としてしまう人々の痛みや悲しみ、また逆に生活の豊かさなどを表現する”という「詩」が生まれ、人間の喜びや悲しみを書で表す文化が誕生した事があげられるでしょう。
また、書の世界に「草書」が生まれ、くずし字とも言われる「行書」も誕生。次第に今の基本書体の「楷書」が形を整えつつあった、まさに書の歴史が大きく動き始めた時代。そんな書道史における大革命がおこる最中で、それまでにはなかった書の表現を試み、書の世界に新たな息吹を吹き込んだ、その人物こそが「王羲之」だったのです。
王羲之が残した「遠宦帖」は、「省別」の二文字から書き始められていることから「省別帖」とも呼ばれています。本書籍に収められている作品は文字の輪郭を墨で描いたあと、文字の周囲を墨汁で塗りつぶす「墨水廓填本」という手法で書かれているのが特徴です。内容を読み解くと益州刺史の周撫に宛てたものが多く、王羲之が晩年筆をしたためていたと考えられています。王羲之の心に迫る、貴重な書籍となっております。
二玄社より刊行の「王羲之 遠宦帖」は、故宮博物院の名蹟/法書シリーズの中のひとつです。巻子仕立てになっており、本シリーズの中でも非常に人気が高い逸品です。
書聖と称された書道界の神様「王羲之」が書き上げた「遠宦帖」を完全複製、細かい所まで緻密に作られた品は書道ファンや王羲之ファンには大変人気があり、中古市場でもなかなか出回らない貴重な商品となっております。
これまで数々の傑作を残してきた王羲之が生まれたのは約1700年前、中国は東晋の時代でした。もともと名門貴族の家柄で、王羲之の一族からは「政治家になりなさい」と、その道での活躍を期待されていたといいます。しかし王羲之は一般人が住む俗世間を逃れ、自然の中で暮らすことを夢見ていました。
数々の重要な役職の道を断り、その後現在の浙江省にて地方官として移住。都心から外れ、自然豊かなその土地で王羲之は生涯住み続けたのです。
実は王羲之の書のほとんどは真筆ではなく、臨書や拓本にて後世に残されています。この書も、原本の上に薄い紙を置いて輪郭をまず写し取り、それから中を塗りつぶす「墨水廓填本」という手法で作成されており、「真蹟を下ること一等」とも言われています。
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