小沼丹全集(全4巻+補巻/受注生産限定版/未知谷)

小沼丹全集(全4巻+補巻)の買取をいたしております。

小沼丹全集 受注生産限定版は、2004年～2005年に刊行された「小沼丹全集」の評価が非常に高いことにより、受注限定で全巻総革にてごく数量作られた非常に入手困難な特装版セットとなります。仕様といたしましては、A5版サイズに特染ヌヴァック総革を使用、天金・見返し輸入マーブル紙も使われており、保護用の帙函に収められております。

こちらの書籍は、英文学者としても活躍し、日常を題材にした「大寺さんもの」などの小説・随筆を手がけた小沼丹の作品集です。補巻には翻訳と未刊作品が掲載されており、大変貴重なシリーズとなっております。

小沼丹は、1918年に東京で生まれ、1939年から1996年にかけて活動しました。日常を題材とした小説を得意とし、1954年に発表した「村のエトランジェ」や、1955年に発表した「白孔雀のいるホテル」は、芥川賞候補にノミネートされております。情景がありありと浮かんでくるような瑞々しい描写、ユーモアのある文章や登場人物が大変魅力的な作家であり、多くの人が小沼文学の虜となりました。また、「随筆の名手」とも呼ばれており、「小さな手袋」や「珈琲挽き」などでは、穏やかな日常や友人たちとの交流を、淡いユーモアを織りまぜながら、優しく澄明に描いております。

また、収録内容は通常版と同様となっております。芥川賞候補にノミネートされた「村のエトランジェ」や「白孔雀のいるホテル」など、小沼丹の手がけた小説作品は勿論、随筆作品や未刊行作品に至るまでを網羅した大変豪華なものとなっており、小沼文学の特徴でもある優しく穏やかな作品世界を存分に楽しむことができます。

こちらのシリーズは、大変に貴重で市場でも大変な高値で取引されており、お探しの方も大変多くいらっしゃいます。特にこちらの特装版は、小沼文学のファンの方にとっては大変魅力的な書籍ではないでしょうか？そのため当店でも買取を強化いたしておりますので、こちらの書籍のご売却をお考えの方は当サイトのお問合せフォームよりご連絡ください。

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