安部公房全集(全30巻/新潮社)
更新日:2019/03/02
安部公房全集(全30巻/新潮社)の高価買取をいたしております。
安部公房全集は、文学界の巨人でありノーベル文学賞の候補とも言われていた安倍公房さんの作品を網羅したシリーズで、1997年の刊行から2009年の最終巻である第30巻の発売までなんと10以上の歳月をかけて完結いたしました。こちらは資料としてはもちろんのこと、その文学の道筋を辿る巨大な山脈ともいえます。
安部公房さんは、1924年に東京で生まれ、小説家として活動されました。作品は海外でも高い評価を受けており、30ヵ国以上で翻訳されております。東欧からは特に高く支持されており、西欧を中心に人気の高かった三島由紀夫さんとは対照的な位置づけにありました。
また受賞歴も多く、1950年に「赤い繭」で戦後文学賞、 1951年に「壁 - S・カルマ氏の犯罪」で芥川龍之介賞、 1958年に「幽霊はここにいる」で岸田演劇賞、 1963年に「砂の女」、1975年に「緑色のストッキング」で読売文学賞、 1967年に「友達」で谷崎潤一郎賞、 1968年に「砂の女」でフランス最優秀外国文学賞、 1972年に「未必の故意」で芸術選奨を受賞しております。
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★参考サイト
https://www.shinchosha.co.jp/zenshu/abe_kobo/
★参考動画
安部公房「箱男」(予告編)
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